
熨斗(のし)包装の基本
酒のひろせではのし包装をしてます

日本の伝統ともいえる熨斗(のし)を付ける贈答用の包み方は、形式によって相手に伝わる意味が変わってきます。地域によって微妙に意味合いも異なる場合がございます。なかなか難しいと心配になりますよね。水引においては地域性を問わない装飾的な編み方も行っていますのでご安心ください。お客様がご不明な点がございましたら丁寧にお伝えいたします。贈る方への思いやり、贈られる方の真心が込められるのは熨斗包装が一番です。「想いが伝わる贈り物」は他の文化にはない日本の誇るべき文化なので後世にも残していきたいですね。
熨斗(のし)紙について
まずは一般的な熨斗(のし)について学んでいきましょう!この内容を理解しておけば「失敗して恥をかく」ということは無いです。意外と簡単なので安心してご覧ください♪
そもそも熨斗(のし)って何?
本来なら海産物の”干しアワビ”をつけたものを熨斗(のし)と呼び、和紙の色がついたひも状の”こより=水引”で結びあげるのが本来の熨斗包装の形です。ですが、現代では「水引と熨斗がプリントされた簡易的な一枚の紙」のことを熨斗(のし)紙と呼ぶのが一般的です(紐=水引、右上のひし形のもの=熨斗。これらを一枚の紙上にプリントされたものを「のし紙」と呼ぶのが一般的になりました)。

縁起物を示す「のし飾り」
現代では紙に印刷された「熨斗紙」を使うのが一般的。そのため「水引」「熨斗飾り」が一体になったものを熨斗(のし)と呼んでいます。本来なら「のし」とは掛紙の右上にあるひし形の形状のものだけを指す呼び名です。ですが、ここでは分かりやすくひし形のものを「のし”飾り”」と表現してます。
のし飾りの原形はアワビ
のし飾りのもともとの原形はみんながよく知っている海鮮!あの高級食材の鮑(アワビ)のことです。アワビは寿命が20年程と長く、さらに陸上でも強靭な生命力があることから、昔から「不老長寿の象徴」として扱われてきました。そんな理由から、縁起物として贈り物に添えていた日本古来の伝統がのし飾りへと代わっていきました。今でもお祝い事などの慶事には熨斗飾りをつけるのがマナーです。
のし飾りをつけるシーンにご注意を!
お祝いなどの贈り物であればなんでも「のし飾り」を付ければいいかというとそれは間違いなのでご注意下さい。贈る内容によってのしを付ける場合と付けない場合があるので覚えておきましょう。
- 中身が生鮮や生モノの場合
アワビ(生モノ)=縁起が良いとして使われていました。アワビの代用品が「熨斗」です。中身が生モノであればすでに”縁起が良い”として熨斗(生モノ)はつけないのが決まり。 - お見舞いの場合
熨斗飾りは乾燥アワビを伸ばしたものを使用していました。「アワビを伸ばす→のす→のし」と語源が変わってきたことから「病気が伸びる」という意味合いに取られるため熨斗飾りは使用しません。 - 弔事やご不幸にあった場合
縁起物の象徴である熨斗飾り失礼にあたりますので弔事には絶対にNGです。ご注意ください。
結び方で意味が変わる「水引」
結び方に注意!水引の種類
水引は目的によって結び方が異なるため注意が必要です。ご使用のシーンによって使い分けをしましょう
慶事ごとには蝶結び
上記の図と同じように2色の紐が蝶結びになった結び方には喜ばしい慶事にふさわしいカタチです。蝶結びはほどけやすく何度も結び直せるため、“何度あっても良いようなお祝い”という意味の結び方。お中元、お歳暮、出産祝い、長寿のお祝い、お年玉などさまざまなお祝いごとに使用されます。しかし、喜ばしいことでもちょっとニュアンスが変わってくる快気祝いにはご注意!もう一度病気にはなりたくないですよね。お見舞、快気祝いなどは「結びきり」を選ぶようにしましょう。
弔事やお見舞いは結びきり
「結び切る」という言葉が語源でほどくのが難しい結び方。そのため、繰り返さない”一度きりのこと”という意味が込められています。故人へのお供えなど弔事関係や病気見舞、全快祝い、災害見舞いなどに用いられます。「お供え物」には、縁起物の意味がある熨斗飾りを付けないことがマナーです。病気やケガのお見舞いの贈り物には熨斗飾りはつけないようにしましょう。


用途によって変える熨斗掛け
熨斗紙を付ける箇所(熨斗掛け)には、包装紙の内側に掛ける「内のし」と、包装紙の外側に掛ける「外のし」2種類あります。
外のし=気持ちをアピール

ギフト箱を包装してからのし掛けをして、のし紙が表に見えている状態のことを言います。「誰がどんな目的で品物を贈ったのか」がはっきりと伝わるので、のし紙を強調するような外のしでは、結婚式の引出物や記念品など目立たせたい、より強調したい用途で使われます。
「外のし」の注意点
外のしで掛ける場合は、自分の感謝の気持ちや御礼などしっかりと伝えたい場合は外のしがベスト。さらに、結婚式やパーティ、またはお葬式など贈り物が多く集まる中で、受け取った方がすぐに誰からの贈り物かがわかるように相手側の状況を考えて外のしにしましょう。
- 受け取る人へのお祝いの気持ちを伝えたい場合
- 手渡しで贈り物を渡す場合
- 受け取る人がたくさんの贈り物が集まることが予想される場合
結婚祝い、出産祝い、入学祝い、大会の景品、記念品、お中元、お歳暮など…
【仏事】
故人へのお供物は外のしで贈るのが一般的。葬儀や法事では多くのお供物が集まるので受け手が分かりやすい外のしが良いでしょう。
内のし=お祝い事のおすそ分け

ギフト箱に直接のし掛けをする方法が内のしです。のし紙の上から包装する為、のしが隠れる状態になります。「内のし」は包装紙をはがさないと表書きが見えないため、お祝いの気持ちは控えめにしたいときに使われます。
「内のし」の注意点
内祝いは内のしがベスト。内祝いは「返礼品」という意味ではなく、もともとは「自分に祝い事があったのでお裾分けします」という意味があります。奥ゆかしい日本人ならではの「控え目なお祝い表現=内のし」なのです。
- 主に内祝いに用いられます。
- 自分の家族が出産した祝い
- 自分や身内が結婚した際の”お礼”に贈る「内祝い」など
香典やお供物へのお礼として贈る「香典返し」は内のしで贈るのが一般的(それぞれの地域によって風習が異なる場合もあります。その地域の方に確認すると安心です)
※香典返しでも手渡しで贈る場合は外のしがベスト
お酒選びはおまかせOK

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